作り手と作品は一体

備前焼の作品展を5月6月企画し、6月20日無事終えました。

5月の石川夫妻は40代後半であり

体力も意欲も十分のお二人でした。

そして6月の清水ご夫妻は、夫83歳

妻73歳の現役作家さんでした。

各ご夫妻による備前焼への取り組みは

備前に入られての修行先、時代の流れの違いは当然明らかに違いました。

どちらも暮らして行く為と、ご自身の夢を叶える為に真摯に土と向き合われ、仕事と子育てを頑張って来られた日々であり、焼き物作りの仕事を心から大切にされている事がとても理解できました。

モノつくり(工芸)の世界は一言では語れない体力と気力が必要な厳しさが有ります。

石川夫妻、清水夫妻は各作り方の違いがありました。

それは生み出すモノへの仕上がりの違い、拘りの違いでした。

そして生きて来た年代にの違いも感じました。

何れも作りたい作品を完成させるまでの沢山のプロセスを、各夫婦でやり切るには

忍耐と努力しかないのですから。

他府県から夢と希望を抱き備前を選んだ2組のご夫妻。

良きモノを生み出す為の努力(教えを請う弟子修行)は絶対の使命感と辛抱の必要な学びと経験であり、就いた師匠の違いもあるかも知れません。

印象的だったのは、

清水政幸さんの作品につて説明してくださる時の内容は、

とても深く温かい愛を感じました。

26年間に、沢山の作り手の方と関わってみて、近年思うことは

作品は作り手と一体であると確信した栂です。